
希望のコミューン 新・都市の論理
衰退してゆく日本経済と社会に必要なのは地域社会と住民が一体となった「都市コミューン」である。「都市と人の再構築」を学・民・官の精鋭が検証し、これからの日本の進む道を提言する。スマートシティと地方創生の視点で日本を再生するキーワードを解説。
■目次
序 布野修司
問題設定 都市コミューンの論理 布野修司
第1章 都市コミューンの原型――都市の起源・形成・変容・転成・拡散
第2章 縮退する日本――自治なき自治体
第3章 都市コミューンの基本原理
提案 移動の未来 佐藤俊和
第1章 乗換案内
第2章 MaaS
第3章 AIと移動
第4章 DX&GXと未来社会
提案 創意工夫の地方自治 森民夫
第1章 地方分権改革と都市コミューン
第2章 四つのパワーにより創意工夫した長岡市の施策の実例
事例 「都市コミューンのための七つの指針」に対応した優れた施策 森民夫
1 オートノミー Autonomy (自治・自立・自律)の原則
2 経済の地域内循環
3 再生エネルギーによる自給自足
4 都市オペレーティング・システムOS
5 共助・相互扶助のシステム構築
6 シェアハウス・コーポラティブハウス・オートノマスハウスの原則
7 多様な都市ネットワークの構築
結 残された時間は長くはない 佐藤俊和
著者:
出版社:悟空出版
サイズ:四六
ページ数:432
発行年:2024.09