高宮眞介 建築史意匠講義-西洋の建築家100人とその作品を巡る Archiship Library 01
日本建築学会賞を受賞した資生堂アートハウスや葛西臨海水族園の設計者として知られ、長年谷口吉生のパートナーとして建築界を牽引してきた高宮眞介。日本大学教授時代に行っていた授業 「デザイン論」を再構成し、2013年より12回にわたって開催された「高宮眞介連続講義 ヨーロッパ近代建築史を通して、改めてこれからのデザインを探る」 の講義録を一冊の本に収録。ルネサンス以降から現代までの西洋建築史を時系列でとりあげ、建築家として最前線に立ち続けている著者が選ぶ100人の作家・作品論が展開される。
■目次
・まえがき 飯田善彦
・幾何学の明晰性と手法の多義性
・均整のプロポーションと空間のダイナミズム
・崇高の自律性とピクチャレスクの他律性
・新素材と新技術
・合理主義と表現主義1 思想の革新と運動の理念
・合理主義と表現主義2 ロッテルダム派とアムステルダム派
・合理主義と表現主義3 表現主義の系譜
・彫塑性と物質性 ル・コルビュジエ
・彫塑性と物質性 ミース・ファン・デル・ローエ
・インターナショナル・スタイルとナショナリズム
・構造とハイテク
・表層・深層・透層
・番外編 シンポジウム「現在地を考えよう」
・あとがき 高宮眞介
・講義概要
・100人の建築家索引
著者:高宮眞介、飯田善彦
出版社:Archiship Library&caf?
サイズ:A5
ページ数:287
発行年:2016.02
