リノベーションプラス 拡張する建築家の職能
リノベーションスクールや東京R不動産などで活躍する3人の研究者・建築家を監修者に迎え、「メディア」「都市」「事業企画」「不動産」「運営」「施工」「法規」の7つを切り口に、リノベーションを仕事にする手法を15組にインタビュー。
■目次
・巻頭インタビュー
いまリノベーションで起こっていることに、意味があるんです。
松村秀一
・リノベーションの変遷と現在 ダダイズムからリノベーションは始まった?
大島芳彦×馬場正尊
・メディアへのアプローチ メディアでの発信と事例の積み重ねで価値観を変えていく
馬場正尊
・都市へのアプローチ
浜松から学び、建築の言語・理論を変えていく
彌田徹・辻琢磨・橋本健史/403architecture[dajiba]
都市のネットワークに挿入された「モクチンレシピ」でまちの風景を変える
連勇太郎/モクチン企画
地域で建築家を育てる仕組みをつくりたい
坂東幸輔/坂東幸輔建築設計事務所
・事業企画へのアプローチ
普通のおじいちゃんおばあちゃんの「なんとかしたい」を叶えたい
嶋田洋平/らいおん建築事務所
文化的価値だけでなく収益性も高い建築を提供することで、都市の風景を変えていく
林厚見・宮部浩幸/SPEAC
・不動産へのアプローチ
一番大切なのは、大家さん自身をリノベーションすること
大島芳彦/ブルースタジオ
内装デザインと不動産のスムーズな連携でさらに羽ばたく
坂田夏水/夏水組
建築家を取り巻く環境が変わる時代、広げるべき視点とは?
後藤連平×高橋寿太郎
・運営へのアプローチ
[HAGISO]拠点のまちのホテル化プロジェクトで谷中の風情を残す
宮崎晃吉/HAGI STUDIO
・施工へのアプローチ
減少の時代に沿う、空間の豊かさや美しさをつくっていきたい
長坂常/スキーマ建築計画
参加型リノベーションで人と場所を結び付ける
河野直・桃子/つみき設計施工社
・法規へのアプローチ
「建築の法律家」として社会の課題に挑んでいく
佐久間悠/建築再構企画
著者:松村秀一、馬場正尊、大島芳彦
出版社:ユウブックス
サイズ:四六
ページ数:255
発行年:2016.09
