
「山」と「谷」を楽しむ建築家の人生
7人の建築家に人生で「人生で苦しかった時」「乗り越えた時」を尋ねたインタビュー集。自分の道を切り開くためのメッセージ。
ときにしたたかに、ときに子どものように純粋に建築と向き合った話は、建築の仕事を楽しむことをはるかに超えて、人生をいかに豊かで意義深いものにできるか、という広がりさえもっている。その言葉たちは目の前にある不安を大きなワクワク感がうやむやにして、建築を目指す若者たちの背中をあっけらかんと押してくれる。
■目次
・始めに 人生を有意義なものとするために 山﨑健太郎
・Interview
1 永山祐子 (永山祐子建築設計)
「やらなくていいこと探し」から道を切り開く
2 鈴野浩一(トラフ建築設計事務所)
繋がりを大切に、熱中しながら進む
3 佐久間悠(建築再構企画)
ニーズとキャリアから戦略を立てる
4 谷尻誠(サポーズデザインオフィス)
不安があるから、常に新しい一手を打つ
5 小堀哲夫(小堀哲夫建築設計事務所)
探検家的スピリットで建築を探求する
6 五十嵐淳 (五十嵐淳建築設計事務所)
琴線に触れるもの、違和感と選択
7 森田一弥(森田一弥建築設計事務所 )
旅と左官を通し、歴史と文化を血肉化する
・鼎談 いつの日か、マイナスもプラスに書き替わる
山﨑健太郎、西田司、後藤連平
・「山」に登って振り返ると、「谷」だったと気づいた。西田司
・後書き 建築人生を切り開く開拓者たちへ 後藤連平
著者:山﨑健太郎、西田司、後藤連平
出版社:ユウブックス
サイズ:四六
ページ数:336
発行年:2020.02