
建築画報 382 KANDA SQUARE
MONOGRAPHシリーズ第5弾は「KANDA SQUARE」。
丸の内・大手町のビジネスフロントの北側に隣接し、古き良き伝統・文化を継承する神田エリアでの、住友商事と日建設計の街づくり。南西側の芝生広場は開放感のあるパブリックスペースで、利用者がそれぞれのアクティビティを繰り広げられるような工夫が多く施されている。施主・設計・施工が一体となったこのプロジェクトが、いかに新しい「神田らしさ」を創出していくのか。土地の歴史を振り返るとともに、「KANDA SQUARE」が人を惹きつける文化・交流拠点となっていく模様を豊富なグラビアページで取り上げる。
■目次
・巻頭言 次の100年に向けて 安藤伸樹
・住友商事の東京・神田での都市開発 村田大明
・神田の風景を共につくる 設計コンセプト 白井大之
・ソフト面でのまちへの貢献 上野禎臣
3 街区再編 拠点形成の手法
4 広場等の整備 地域活動の拠点として
5 まちづくりのドキュメント 2008 ‒ 2020
6 全体の機能と断面構成
7 基本計画の見直しの変遷 敷地とコストによる3つのフェーズ
9 高層部のデザイン 遠景の表情をつくる
10 近景のファサード 建物の顔としてのロビー棟
11 ロビー棟の外装 構造解析とディテール
15 ランドスケープのコンセプト
16 賑わいをつなぐランドスケープ
17 植栽計画 まちに四季の彩りを提供する
18 パブリックスペース まちのアクティビティを加速させるために
20 個人の要求に対応するパブリックスペース
21 パブリックアート その新たなつくり方
22 まちの夜景を彩る
23 外構照明計画 神田の夜景に溶け込む多様な明かり
27 オフィススペース 使いやすい850 坪のワークプレイス
30 緑のタペストリー 天空光と人工照明で照度確保
31 スクエアホール 非日常空間への入口としてのホワイエ
34 スクエアカンファレンス / スクエアルーム
43 施工 工程計画
ほか
・図面
・データシート
・執筆者、写真図版提供
著者:
出版社:建築画報社
サイズ:A4
ページ数:161
発行年:2020.09