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建築画報 402 既存建築の魅力を高める構造デザインの力

セール価格 4,180円(税込)

近年、サステナブルな社会を形成する一助としてストック活用への機運が高まっている。そのことによって、既存建築の有効利用が増えてきた。その事例の多くは、単なる改修補強ではなく機能の改善などを含めた、意匠と融合した耐震補強を実現している。また、既存建築の利活用という視点から増築と関連した改修や躯体の大胆な改修なども増えており、耐震以外の構造的な配慮を要する改修の重要も高まってきている。さらに歴史的な建築物においては意匠性を保存しつつ安全性を確保するという要求にも応える必要が生じている。そのような状況下にあって、今後ますます構造設計者の役割が問われるであろう。

本特集号では、編集委員に金箱温春、佐藤淳、山田憲明の3氏を迎え、各方面で活躍する構造設計者の執筆による、多種多様な改修プロジェクトの事例紹介を中心に、既存建築の魅力を高める構造デザインについての考察を行いながら、未来の構造設計のあり方について検証していく。

著者:

出版社:建築画報社

サイズ:A4

ページ数:143

発行年:2025.06