建築画報 403 安井建築設計事務所101周年
安井建築設計事務所101周年 特集「重ねる・重なる対話」
1924年に安井武雄建築事務所として創業以来、「大阪ガスビルディング」「京都競馬場」「サントリーホール」「東京国立博物館平成館」など、市民に親しまれる数多くの建築を生み出してきた安井建築設計事務所。 当代・佐野吉彦社長のもとでは「人やまちを元気にする」をテーマに、社会とのつながりを大切にした作品を提案している。
創業“101周年”のタイミングで発売される今回の特集号では、改めて100年というときの流れのなかで発せられてきた所員やクライアント等の「言葉」、関係者との「対話」に着目することで、歴代の建築がどのように 「人やまちとつながってきたのか」を検証。対話とともに育まれてきた同社の作品がいかに社会に生かされ、役立てられているのか、建築業界を志望する学生や、まちづくりに関心のある一般読者にも問いかける内容となっている。
巻頭対談には小池一子氏(クリエイティブ・ディレクター)×佐野吉彦氏(安井建築設計事務所代表取締役社長CEO)が登場。本編では「大阪倶楽部」から「大阪メトロ夢洲駅」「SLOW ART CENTER NAGOYA」まで、100年にわたって育まれてきた安井建築設計事務所の主要作を網羅している。さらに同社が“建築家三代”によって連綿と培ってきた建築思想について、建築史家の和田菜穂子氏が寄稿にて詳細解説を行っている。
著者:
出版社:建築画報社
サイズ:A4
ページ数:403
発行年:2025.11
