西山夘三記念叢書 2 原子力と都市計画
日本の原子力開発は茨城県東海村で始まった。そのときそこに都市計画の規制はなかった。
以降、倣うように各地の過疎地域に原発がつくられ、人々の生活や生業が変容してきた。70年にわたる日本の原子力開発と立地地域の歴史を追い、世界の原発の状況と比較する。
福島第一原子力発電所の事故から15年。ロシアのウクライナ侵攻や円安といった国際情勢によるエネルギー価格高騰を受け、国は原発再稼働へと舵を切った現在、都市と社会の安全を根源から考えるための1冊。
■目次
・第I章 「原子力の平和利用」と原子力開発
・第II章 世界の原発地図
・第III章 東海村と植民地主義開発
・第IV章 原発立地の規制制度
・第V章 原発と過疎地──福島県大熊町と双葉町
・第VI章 原発立地の全国展開
・第VII章 原子力開発と東海村の変容
・第VIII章 原発立地地域の未来を考える
・第IX章 現代科学と原子力
著者:乾康代
出版社:millegraph
サイズ:四六
ページ数:320
発行年:2026.03
