
せとうち建築 海の道が紡いだ暮らしと建物
大庄屋建築からモダニズム公共建築、近代化産業遺産に、再生する建築まで瀬戸内海が育んだ土地と人の暮らしが息づく建物たち『せとうち建築 海の道が紡いだ暮らしと建物』
■岡山・広島・香川・愛媛の建築を、産業の歴史と暮らしの視点から紹介
古来より交通の大動脈だった瀬戸内。
人とモノが行き交うなかで生まれた独自の文化や、古い港町の景色が残り、豊かな歴史が連綿と息づいています。
地形や風景の変化に富み、地域文化の多様性を誇る瀬戸内エリアの建築と、
そこに営む人々へのインタビュー取材を通して、瀬戸内の歴史と生活史をたどります。
8月1日から夏会期が始まる「瀬戸内国際芸術祭2025」など、国内外から注目を集めている瀬戸内エリア。
本書では、岡山・広島・香川・愛媛の建築物を、その地で発展した産業との関わりとともに紹介しています。
<インタビュー収録 建築物>
岡山:旧野﨑家住宅/倉敷アイビースクエア/近代化産業遺産 犬島製錬所
広島:世界平和記念聖堂/新光時計店/一棟貸し宿 松本邸
香川:香川県庁舎東館/瀬戸内海歴史民俗資料館
愛媛:臥龍山荘/つたや旅館
著者:釜床美也子
出版社:トゥーヴァージンズ
サイズ:A5
ページ数:192
発行年:2025.07