日本の原点シリーズ 木の文化5 ぶな・楢・栗
従来、「雑木」として扱われてきたブナ・ナラ・クリなどの広葉樹。しかし身近にあって日々の暮らしには不可欠な木として、日本の歴史の中では重要な役割を果たしてきた。「緑のダム」を育む木として、また「里山」の主役としていま注目を集めるブナ・ナラ・クリを中心に広葉樹を取り上げた本書では、ブナの原生林から、雑木の数寄屋建築への活用にいたるまで、幅広い視点で取り上げる。
■目次
・巨樹・巨木とブナの森林
広葉樹の巨木 白山麓のブナ林 白神山地 信州のブナ
・広葉樹の建築
雑木を数奇屋にいかす 合掌造り 山寺 ウイスキー樽職人
・広葉樹の歴史
三内丸山遺跡 桜町遺跡 栗の枕木
・山林に学ぶ
きのこ栽培 炭焼き 木造校舎
・山麓の暮らし・里山の自然
里山管理 白山信仰 白山麓の出作り ナラの家具から
著者:
出版社:新建新聞社
サイズ:B5
ページ数:134
発行年:2006.01
