秦家住宅 京町家の暮らし
秦家は、江戸時代18世紀の半ばから12代にわたって薬種業を営んできた商家。秦家住宅は、伝統的商家の趣をよく残す典型的な京町家である。本書は写真や図を多数掲載して、秦家住宅から「和」の住まいの原点を探る。
■目次
・今も息づく「和」の住まい
・京都・下京・山鉾町 町衆文化の系譜を辿る 村井康彦
・写真構成 秦家の佇まい
・対談 苅谷勇雅×永田萌 年齢を重ねて見えてきた京都と町家の魅力
・秦家の歳時記
お正月/春のお彼岸 よもぎ団子/おひなさん/たいしょうさん/建具替え/祗園祭/お盆/ご祈祷/餅つき/神さんごと 正月飾り/日々の暮らし
・秦母娘インタビュー 大人が大人らしく見えたこの家
・秦家に集う
座談会 このゆびとまれ!秦家にひかれて集まる人たち
秦家へのラブレター
・秦家の歴史
京都の四季とまつり 八木透
きっすいの下京の町と下京の町家 伊東宗裕
「奇應丸」とともに歩んできた秦家 吉住恭子
・建築から見た秦家
集住システムとしての京町家の特色と秦家住宅 新谷昭夫
・あとがき 秦めぐみ
著者:
出版社:新建新聞社
サイズ:A4
ページ数:135
発行年:2008.07
