学びの空間が大学を変える
この100年、大学の学習空間にはほとんど変化がありませんでした。社会から高度な専門性を持つ自律的人材の育成が要請されている現在、大学の学習空間はどうあるべきなのでしょうか。能動的学習を支援する新しい形の教室「ラーニングスタジオ」、図書館を、情報を活用した学びの場に変える「ラーニングコモンズ」、対話によって大学を社会に開く「コミュニケーションスペース」の動向を通じて、学習空間から今後の大学像を考えます。
■目次
・グラフ
・はじめに
・第1部 教室の変革 ラーニングスタジオ
ケーススタディ 駒場アクティブラーニングスタジオ(東京大学)
能動的な学びを促進するスタジオ型教室
・第2部 図書館の変革 ラーニングコモンズ
ケーススタディ マイライフ・マイライブラリー(東京女子大学)
自律と協同の学びを支える図書館
・第3部 交流の場の変革 コミュニケーションスペース
ケーススタディ 公立はこだて未来大学
拓かれた大学を実現するコミュニケーションスペース
・おわりに
著者:山内祐平
出版社:ボイックス
サイズ:A5
ページ数:186
発行年:2010.05
