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「しくみ」で解く茶室

セール価格 2,075円(税込)

茶室は、茶の湯専用の建築。茶人であればまず最初に使い方を考えるはずです。平面構成を冷静に観察すれば茶室の使い方が見えてきます。本書では、茶室の「しくみ」を知ることでその使い方や鑑賞の仕方を理解することを目的としています。

■目次

・はじめに 本書の「しくみ」

・第一章 空間の「しくみ」

四畳半のすすめ/広間の基準/小間の楽しみ方/茶室の座標/内法制/天井/茶室の空間

・第二章 形態の「しくみ」

躙口/貴人口/茶道口/給仕口/床間/炉/窓/水屋/露地/形態は物語る

・第三章 平面の「しくみ」

畳の数え方/客付き/床間の位置/炉の切り方/茶室の平面形式

・第四章 機能の「しくみ」

茶室の使い方/茶室(茶会)の概要/茶事の動線/座法/又隠の座法/待庵の座法/今日庵の座法/燕庵の座法/加庵の座法/憶昔席の座法/茶事の美意識

・第五章 景色の「しくみ」

カギ形構成/対面空間/柳柱/屋根裏天井/塗廻/掛込天井/小壁/向板/相伴席/反古張/見せる窓/竹と真塗り/やりちがえ/左右の遠近法/雅/深い空間/極楽/均衡空間

・おわりに

・用語解説

・引用の出典

著者:竹内亨

出版社:風土社

サイズ:A5

ページ数:135

発行年:2006.05