アトリエ・ワン　マイクロ・パブリック・スペース

広島市現代美術館で開催された「アトリエ・ワン　マイクロ・パブリック・スペース」展の図録。アトリエ・ワンの活動を特徴づける「マイクロ・パブリック・スペース」は、地域の歴史、文化や環境、そこに身を置く人々のふるまいの調査をもとに制作される、参加型のインスタレーション作品。展覧会ではそうした「マイクロ・パブリック・スペース」作品の数々と、公共空間で観察、実践してきた事例を通して、美術館を含む公共の場のあるべき姿をさぐる。

■目次

・マイクロ・パブリック・スペース　アトリエ・ワン

・パブリック・スペースの内側、美術館の内側　松岡剛

・ふるまいの場　アトリエ・ワンの建築実践と思考　篠原雅武

・図版