日本建築の美 伝統と創造
日本の新建築に日本独自のデザイン様式を期待する著者が日本的なるものの原型を古典(建築・文学)そして祭祀などのうちに求めて、現代建築とのつながりを考え、建築デザインのあり方を鋭く捉えた力作。
■目次
・古典について=覚え書
まず見ること/文学と建築/考古学の時代/伊勢論への疑問/神話と歴史/古墳と神龍石/帰化人の文化
・日本の空間
内部空間/外部空間
・日本のインテリア
よりどころ/かこみ/あかり/しつらい
・ひかりとあかり 日本住宅の開口部と方位
権威の南面から機能の南面へ/北向きを南向きにかえた利休/茶室/遠州一派の交響曲/あかりの世界にもたらしたガラスの革命
・日本人と庭
自然の秩序/雪月花/坪庭/枯山水/借景/回遊式庭園/露地
・飛騨高山文化論
金森氏の都市計画と桃山の遺構/道路につながる「ろじ」/二つの祭り、二つの朝市/動く陽明門/グロテスクな手長・足長/香り高い町衆の民具/強くゆたかな曲線
・伝統、あるいは様式
・あとがき
著者:神代雄一郎
出版社:井上書院
サイズ:新書
ページ数:232
発行年:1967.06
