かんなくず 大工の住居論
四十余年、ノミとかんなを握り続けてきた著者が、現場の一大工職人として<家>を考え、人間の<住処>について語った。また、職人の働く姿勢とその人生についても述べた。
■目次
・住宅巷談
すまいと女/やどかりの弁/かたつむり論
・住宅大工論
大工の地位/歳月は流れたが/大工の時代は終わったか/芸術の初心
・仕事のなかの人生
仕事始め/「鍛える」ということ/ふる里の家
・大工職人うらおもて
現代大工の弁/造作談義/大工業者の明暗/立身出世/大工の語る建主像/下小屋にて/小川清さんの話/鉄ちゃんの話/仇をとった話/税務署は怖いの話
・職人さまざま
建具職の巻/吊りこみ屋/左官職の巻/現場にて/畳職の巻/信さんの述懐/ペンキ職の巻/佐田君大いに語る
・木造住宅是非論
日本人と木材/木造住宅の短所/内装について/メートル法と団地/夢と現実
著者:稲葉真吾
出版社:主婦と生活社
サイズ:B6
ページ数:250
発行年:1967.09
