マチノロジー 街の文化学
「マチノロジー」は「マチ」という具体的なフレームを研究の対象とする。しかし、そのフレームワークが問題でなく、「マチ」という空間概念に顕在化し、現象化する人間の、その本質に迫ろうとする、なによりも<人間>の<学>なのである。- 冷たいビルの谷間で見つけた一つの屋台。それは「人間」の住むマチの象徴であろうか。屋台、盛り場にこれからの都市の原点をみる。
■目次
・日常性から出発する
・ヤタイオロジーの発見
屋台の都市学的考察
・シャドウデータ論
シャドウデータの意味するもの
事例研究
ヤタイオロジーその後の展開/ノミヤ街のサーヴェイ
山下公園における露店の歴史的推移と調査
街の占い師たちの実態調査/カンバン学・アーバンファサードの問題
シャドウデータ研究の総合的評価と今後の展望
・マチノロジーの創造
駅/地下街/団地/下町/繁華街/超高層ビル/マチノロジーの展開
序説 マチノロジーの提唱
・人間の学としてのマチノロジー
なによりも人間の学であること
・あとがき
著者:望月照彦
出版社:創世紀
サイズ:A5
ページ数:411
発行年:1977.11
