別冊國文学・知の最前線 テクストとしての都市
70年代から80年代にかけて浮上した新しい都市論の特色は、分析の対象としての都市ではなく、知の組みかえを促したてている認識のトポスとしての都市が発見されたところにあるように思える。このアンソロジーはそうした発想の転換が鮮明に現れているエッセイを中心に編集している。(あとがきより)
■目次
・解説 都市論の現在 前田愛
・プロローグ 翳りのなかの集落 原広司
・1
都市はツリーではない クリストファー・アレグザンダー/記号学と都市の理論 ロラン・バルト/書物としての都市、都市としての書物 清水徹/日本の都市空間と「奥」 槇文彦
・2
視線の政治学 多木浩二/暗黒の都市と光の都市 R・ウィリアムズ/1920年代へ向けて 山口昌男
・3
神話としての江戸地図 磯田光一/にほんばしの表裏 長谷川尭/都市はなぜ都市であるか 吉本隆明/見えない都市 磯崎新
・エピローグ
バベルの図書館 ボルヘス
・関係書誌/索引/あとがき
著者:前田愛
出版社:学燈社
サイズ:A4
ページ数:208
発行年:1984.05
