職人 一建築家の回想
江戸伝来の木造建築から近代建築へ移行する草創期の建築界と、そこに生きた明治の職人たち。―今は失われた職人への愛惜とともに語られた、現代建築側面史と言うべき一冊。歯切れよい文章で、当時の職人の気質、美風、生活などを描く本書は、著者自らの父から聞いた江戸職人の話や自身の体験とあいまって味わい深い。日本エッセイスト・クラブ賞受賞。
■目次
・はしがき 吉田五十八
・職人(神田祭り、文身 ほか)
・小僧から工手学校へ(小僧時代、強情 ほか)
・建築技手(鐘紡時代)(鐘ケ淵紡績の建築係、杭打ち工事 ほか)
・北海道(苫小牧工場勤務、苫小牧工場の建築係 ほか)
著者:竹田米吉
出版社:工作社
サイズ:B6
ページ数:270
発行年:1959.01
