建築家の畏敬 池田武邦 近代技術文明を問う
「建築家会館の本」シリーズ第6弾。超高層から茅葺きまで建築のテーマの変遷は近代技術文明の変遷でもある。壮絶な戦争体験を経て、生かされてあるものの使命としての超高層技術革新、そして、絶対的な近代科学技術信仰への懐疑。3.11以降を生きるすべての人に、池田武邦から、未来への伝言。
■目次
・池田武邦インタビュー 「近代技術文明を問う」
敗戦前夜/広島の原爆を体験/母のお腹の中で関東大震災に遭う
湘南兵学校へ/太平洋戦争海戦の日/復員船の仕事
東大を受験/山本拙郎のこと/東大建築学科に入学
伊東忠太先生と堀口捨己先生のこと/建設業の現場を体験
山下寿郎設計事務所に就職/福島県庁舎コンペ
コンペ五割打者/若者がやりやすかった時代
自宅を建てる/三つの使命/超高層の意味
大村湾再訪/長崎オランダ村/邦久庵の10年
入札はなくすべき/技術に頼らない/経済優先に
疑問/ほか
・作品写真
・論考再録
台風に想う/建築と時間
建築家は消費社会に翻弄されるな
都市形成史と災害/住宅、集落に欠落した精神的空間の重み
・解説 池田武邦という希望 松隈洋
・池田武邦 年譜
・池田武邦 文献リスト
著者:池田武邦、池田武邦の本をつくる会
出版社:建築ジャーナル
サイズ:A5
ページ数:136
発行年:2013.07
