
MADORI 日本人とすまい6
明治以後、洋風の生活様式が持ち込まれることによって、日本の間取りはさまざまな変化を遂げてきた。伝統的な和風住宅の中に出現した洋館の暮らし、生活の洋風化を提唱した椅子式の導入、そして和と洋が混在した和洋折衷の間取り。明治期から現代までに登場した典型的な間取り例15を取り上げ、そこで、何が問題にされ、どんな議論や提案がなされてきたのかを、当時の資料を引用しながら振り返る。
■目次
・家族関係や生活を映し出す「間取り」 柏木博
・インタビュー
朝倉摂、こぐれひでこ、島田雅彦、田中優子
・15の間取り
続き間、中廊下、あめりか屋住宅、文化住宅、朝日住宅、御茶ノ水文化アパート
同潤会アパート、土浦亀城邸、国民住宅、ディペンデントハウス、公団住宅
狭小地住宅・塔の家、マンション・田の字プラン、工業化・商品化住宅
・テキスト
・再録
・コラム
・現代の建築家による間取りの提案
著者:
出版社:リビングデザインセンター
サイズ:B5
ページ数:152
発行年:2001.03