高距限界集落 おもに中央日本を例として
中央日本を中心とする山岳地域を対象に、人間の定住が可能な高度の限界に位置する「高距限界集落」の実態を地理学的に分析した研究書。自然環境や地形・気候条件と集落立地との関係をはじめ、農林業を基盤とする生業構造、人口構成、交通条件、生活環境などを詳細な実地調査に基づいて検討している。高度という地理的条件が集落形成や存続に与える影響を明らかにするとともに、過疎化や山村の変容といった課題も考察し、日本の山地集落研究や集落地理学、農村地理学の基礎資料となる一冊。
■目次
・本論
序論
高距集落の諸類型
高距集落の諸相
結論
・モノグラフ
裾野型高冷地八ヶ岳山麓の開拓景
千曲川上流川上村の生活様態の変貌
吾妻川上流限界地域における高距集落
高距農業集落の上限下降 赤石山地の北川
関東山地における高距緑辺集落
多摩川水源の山村一の瀬・高橋の過疎化
庄川上流限界地域における過疎山村
奥越山地西谷村の完全廃村への過程
著者:山口源吾
出版社:大明堂
サイズ:A5
ページ数:272
発行年:1974.10
