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中心の喪失 危機に立つ近代芸術

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ゼードルマイヤーの近代芸術論の最初の著作。

「中心の喪失」とは、「神の喪失」であるばかりでなく、もっと広義においては、「かつて個々の芸術がすべて和合し、互いに接触しあったひとつの共通の中心の離反」でもあり、また時代のある特定の美術現象のグループが定義した「尺度の喪失」、また音楽領域において、さらに表現機能のために、言表機能を抹殺する「芸術の言語機能の喪失」ともいえる。その他、様々な領域に及ぶ論考が展開される。

■目次

・凡例

・序論

・第一部 微候

新しい主導的な課題/失われた様式を求めて/諸芸術の分裂/建築に対する攻撃/猛威を振う混沌/断片の意味

・第二部 診断と経過

中心の喪失/「自立的」人間/現代の根源について/近代芸術の先駆者/一八世紀の三つの芸術革命/芸術の「解放」から芸術の否定へ

・第三部 予後と決意

時代の評価について/近代芸術の評価について/ヨーロッパ芸術の第四段階としての近代芸術/世界史の転回点としての近代/予後

・結論

あとがき/第四版への付記(1951)/第七版への付記/注/解説/訳者あとがき/人名索引

著者:ハンス・ゼードルマイヤー、石川公一、阿部公正

出版社:美術出版社

サイズ:A5

ページ数:391

発行年:1965.10