都市と文明 古代から未来まで
「私たちの生活環境は将来、どういうふうになるのだろうか。・・・・」序文を寄せた丹下健三氏が冒頭でこう述べる。本書は、現代は文明史的な大きな転換期あるとみて、都市と文明の関係を、バベルの塔から円形都市、現代の都市像まで、「象徴の都市」、「理念の都市」、「日本の都市」と大きな視野にたって考察する。序文の最後では、この本について丹下氏は「あたかも早天に慈雨をえたかの感がある。」と賛辞をおしまない。
■目次
・序文 丹下健三
・第 I 部 象徴の都市
第1章 塔と町-バベルの塔/第2章 イメージの誕生-日本最初の国づくり/第3章 シンボルの構成-マヤ古帝国時代/第4章 全体計画の端緒-古代メキシコの文明/第5章 現代の神話-スカイスクレパー
・第 II 部 理念の都市
第1章 村落から都市へ-原始ヨーロッパ/第2章 都市の誕生-古代メソポタミア/第3章 格子状街路の誕生-エジプト・インド・中国/第4章 理想の都市*ヨーロッパの近世都市
・第III部 日本の都市
第1章 日本における都市の起源-大和の都市/第2章 計画都市の出現-条坊制都市/第3章 中世都市-政治都市と宗教都市/第4章 近世都市-城下町と港町
・むすび 現代の都市像
著者:川添登
出版社:雪華社
サイズ:A5
ページ数:458
発行年:1965.02
