TN Probe Vol.6 再発見される風景 ランドスケープが都市をひらく
1997年10月に開催したシンポジウムで語られた内容を記録したものである。このシンポジウムは、ランドスケープ・プロジェクトのさまざまな実例の紹介と、ランドスケープをめぐる考察とを結びつける試みとして構想された。現在から未来への都市空間の再検討がその全体のテーマとなっている。
■目次
●都市デザインにおけるランドスケープの可能性
・イントロダクション カトリーヌ・グルー(美術史家、美術評論家/フランス)
・「都市におけるランドスケープの新たな枠組み-ソフトアーバニズムへ」
八束はじめ(建築家、建築評論家)
・「公共参加とランドスケープ・デザイン-都市戦略のための手法」
アルフレッド・ペーター(ランドスケープ・アーキテクト/フランス)
・セッション「アーバニズムとランドスケープの関係」
八束はじめ、アルフレッド・ペーター、カトリーヌ・グルー
●記憶から未来へ:都市の現況認識とその組み換え
・イントロダクション カトリーヌ・グルー
・「建設すること(construction)から顕現させること(scaping)へ」
宮城俊作(ランドスケープ・アーキテクト)
・「インダストリアル・ランドスケープの再編」
ペーター・ラッツ(ランドスケープ・アーキテクト/ドイツ)
・セッション「見えない意識を見えるものへと変換させる行為」
宮城俊作、ペーター・ラッツ、カトリーヌ・グルー
●現代アートとランドスケープ:ある根源的経験
・イントロダクション カトリーヌ・グルー
・「ランドスケープと経験-エスケーピング・ランドスケープ」
小林康夫(東京大学教授、表象文化論)
・「体験する風景:現代美術の地平から」 川俣正(美術家)
・セッション「アートとしてのランドスケープの概念」
小林康夫、川俣正、カトリーヌ・グルー
●ランドスケープとアーバニズム
・イントロダクション カトリーヌ・グルー
・「アーバン・サーフェイス」
モイセン・モスタファビ(建築家、AAスクール学長/イギリス)
・「ランドスケープにおける新しいボキャブラリー」
アドリアン・ヒューゼ(ランドスケープ・アーキテクト、West8代表/オランダ)
・「非思考的なランドスケープ-白昼夢についての瞑想」
カトリーヌ・グルー
・セッション「形態や機能への執着という因習的な枠組みの修正」
モイセン・モスタファビ、アドリアン・ヒューゼ、カトリーヌ・グルー
著者:八束はじめ、アルフレッド・ペーター、宮城俊作、ペーター・ラッツ、小林康夫、カトリーヌ・グルー 他
出版社:TNプローブ
サイズ:190×130
ページ数:296
発行年:1998.03
