
2010年改訂版 連続繊維補強材を用いた既存鉄筋コンクリート造及び鉄骨鉄筋コンクリート造建築物の耐震改修設計・施工指針
2010年改訂版では「2001年版RC診断基準」及び「2009年版SRC診断基準」との整合を図り、1999年以降の新しい知見や試験結果党を取り入れ、より確実に連続繊維補強材を用いた耐震改修が行われることを目的に行われた。
兵庫県南部地震の影響で、軽量で施行性が優れている炭素繊維あるいはアラミド繊維による連続繊維補強材を用いた耐震改修工法への技術的要請が高まっています。本指針は、既存の独立柱に連続繊維補強材を閉鎖型に巻き付け、含浸接着樹脂によりコンクリート表面に貼り付ける耐震改修工法についての設計方法を説明。他の部材については留意事項も含め、連続繊維補強材として利用するにあたっての設計・施工の基本的技術をまとめ、さらに本工法の現状を知ることができるように、関連技術及び施工例が加えられています。
著者:国土交通省住宅局建築指導課
出版社:日本建築防災協会
サイズ:A4
ページ数:258
発行年:2010.01