村野藤吾建築設計図展カタログ 4 村野藤吾の初期作品をめぐって
2002年12月に開催された第4回の「村野藤吾建築設計図展」の図録。「村野藤吾の初期作品をめぐって」と題され、1920年代から30年代にかけての主要な8作品が取り上げられている。収録された図面やスケッチ類からは、モダニズムに寄り添いながら、同時にモダニズムから逃れていくような、村野独自の両義的な姿勢が読み取れる。その後の長期にわたる村野の活動の「原点」を検証するためには欠かせない1冊。
■目次
・ごあいさつ-日向進
・再生・継承の道程 -研究会を通して-西村征一郎
・村野藤吾の初期作品と船の内装設計-山田雄祐
・作品図版
不安と確信とに震える描線 初期村野藤吾作品論序説-石田潤一郎
1.南大阪協会
南大阪協会(1928-1981)についての試論 村野藤吾の五十余年の変遷-安達英俊
2.森五商店東京支店
「森五ビル」の設計と改修 ヒアリングを通して-神戸嘉也
3.大阪パンション
4.神戸大丸舎監の家
5.加能合同銀行
北國銀行武蔵ヶ辻支店を訪ねて-東野忠雄
6.紙卸商中島商店
中島商店にみる村野藤吾の才気-西島業士
7.ドイツ文化研究所
8.大庄村役場
大庄村役場 デザインの継承-大平滋彦/福原和則/村瀬有見
・インタビュー(聞き手-松隈洋)
村野藤吾と日本近代建築 建築評論家・長谷川堯氏に聞く
村野藤吾と私 建築家・竹原義二氏に聞く
・「そごう」 デザインソースと継承-奥藤圭造
・大戦期間の建築図面と「村野図書」を巡って-竹内次男
・図面リスト
・村野藤吾の初期作品略年表
・村野藤吾初期作品建築マップ
・謝辞
著者:西村征一郎、松隈洋総括
出版社:京都工芸繊維大学
サイズ:A4
ページ数:183
発行年:2002.12
