構造と感性 III つくり方をデザインする パンタドーム構法ほか
法政大学で行われている構造家・川口衛氏の講演をもとにまとめられた書の第3弾。
本書は、2007年6月21日に行われたセミナー「作り方を工夫した建築」をもとに全面的に書き下ろされたもの。川口氏が一貫して追求してきた、パンタドーム構法の着想から、その成立のドラマが詳細に解説されている。
実例として、ワールド記念ホールからバレンシア闘牛場まで、国内外のいずれも100メートルを超える8例の、それぞれ固有の課題とユニークな解決法が明かされている。
■目次
・「つくり方をデザインする」とは
・しわなし再扁平曲面
・金属膜エアードーム
・パンタドームの発送
・ワールド記念ホール
・シンガポール・インドア・スタジアム
・サンジョルディ・スポーツ・パレス
・サンドーム福井
・なみはやドーム
・奈良100年会館
・下松石炭中継基地
・バレンシアの闘牛場
・まとめ
著者:川口衛
出版社:法政大学建築学科同窓会
サイズ:A5
ページ数:71
発行年:2008.11
