構造と感性 V ひろがる構造デザインの世界
法政大学で行われている構造家・川口衛氏の講演をもとにまとめられた書の第5弾。
今回は、建築ではない土木構造物や工作物、また機能を持たないモニュメントや遊びのためだけの構造物をとりあげる。また建築の構造であっても免震手法のように新しい構造システムをデザインに組み入れるものも取り上げ、より広範な構造デザインの世界を語っている。
■目次
・イナコスの橋 自然石の構造
・天津・永楽橋 橋、渡るだけでなく。
・リゾートビラ富津の陸橋 ゲートとしての橋
・グローバルタワー タワーの造形と構造
・ゲノムタワー 2重らせんの構造
・天津モニュメント「四海同心」 パラメトリック・デザイン
・新しい免震手法を求めて 並進振子免震とパドル免震
・揺るぎ石 物理振子の特性
・ジャンボ鯉のぼりをデザインする スケール原理の応用
著者:川口衛
出版社:法政大学建築学科同窓会
サイズ:A5
ページ数:71
発行年:2012.03
