村野藤吾建築設計図展 11 新出資料に見る村野藤吾の世界
村野・森建築事務所から京都工芸繊維大学美術工芸資料館に託された建築図面資料のなかから発見された未発表資料を整理・分析した成果を公開する第11回村野藤吾建築設計図展「新出資料にみる村野藤吾の世界」の図録。1930年代から1940年代にかけて設計されたものを中心に、独立して日が浅い時期、終戦直後の時期であっても建築家として最善を尽くした村野藤吾の姿勢が図面からうかがえる。
■目次
・インタビュー:竹内次男名誉教授に聞く 村野藤吾の図面資料をめぐって
聞き手 石田潤一郎・松隈洋・笠原一人
1.加能合同・銀行本店(現・北國銀行武蔵ヶ辻支店/1932年)
加能合同銀行(1932)の新規発見図面を巡って 竹内次男/角田暁治
2.キャバレー・アカダマ(1933年)
赫奕たる「都市建築」へ(その3) キャバレー・アカダマ(1933年) 安達英俊
3.そごう百貨店(そごう大阪店/1935年)
そごう百貨店地下階食堂計画 19枚の現寸図が語るもの 大平滋彦
4.大丸神戸店(1936年)
複雑な「箱」 神戸大丸店の「多様性と対立性」 笠原一人
5.都ホテル(現・ウェスティン都ホテル京都/1936年)
都ホテル五号館・宴会場 東山にきらめいた新しい「伝統」
6.高島屋飯田神戸支店(1936年)
新たに見つかった高島屋飯田株式会社神戸支店の設計図面 福原和則
7.宇部市民館(現・宇部市渡辺翁記念会館/1937年)
宇部市民館 新資料から見えてきた設計プロセスと村野藤吾の方法論 松隈洋
8.客船家具(1937-42年)
建築家・村野藤吾が関わった客船の内装設計 新たに見いだされた船内家具の設計図
山田佑亮
9.橿原神宮駅(現・橿原神宮前駅/1939年)
橿原神宮駅 民家モチーフの系譜のなかで 平井直樹
10.中山半邸(1940年)
中山半邸 大戦前夜に住まいと向き合う 砂野秀祐
11.中林邸 (1941年)
挽歌としての邸宅 石田潤一郎
12.牧野山の家
「牧野山の家」再考 見つかった新図面資料 西島業士
・インタビュー:青木淳氏に聞く 村野藤吾を解読する
聞き手:松隈洋・笠原一人
・インタビュー:清水重敦氏に聞く 村野藤吾の和風をめぐって
聞き手:石田潤一郎・笠原一人
著者:
出版社:京都工芸繊維大学
サイズ:A4
ページ数:166
発行年:2012.02
