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北海道の建築展 2022 受け継がれて進む地域性を見つめて

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札幌芸術の森美術館にて10月10日まで開催の「北海道の建築展 2022 」の展覧会図録。北海道の建築がテーマ別に解説・紹介されている。

「気候風土や歴史の流れにおいて日本のなかで特別な位置を占める北海道。ここではこの地域ならではの建築のあり方が探られてきた。過去の伝統的なスタイルを顧みるばかりでなく、それまでにない地域らしさの発見も試みられている。地域性とは何かを問い、新たな地域性を創造しながら進んできたのである。こうした視点から近代以降の建築史を振り返り、地域と結びついた建築の代表作や、北海道で活躍した主要な建築家について紹介する。」建築ジャーナリスト・本展覧会キュレーター 磯達雄

■受け継がれて進む地域性を見つめて

・人間が棲む大地の風景

 アトリエブンク、藤本壮介建築設計事務所、倉本龍彦、井口健、ウィリアム・ホイーラー

・近代都市の発展と復興

 佐立七次郎、伊藤平左衛門九世、矢橋賢吉・小林正昭・山本万太郎、明石信道、滝大吉

・冬でも楽しい北の暮らし

 上遠野徹、北海道岡田新一設計事務所、五十嵐淳建築設計、北海道建築工房

 大成建設株式会社 一級建築士事務所

 原広司+アトリエファイ建築研究所・アトリエブンク

・地域と結びついた素材

 間山千代勝、平井晴二郎、象設計集団、アープ建築研究所、アントニン・レーモンド

 佐藤武夫設計事務所

・新たなデザイン潮流を開く

 田上義也、関根要太郎、小坂秀雄、竹山実建築綜合研究所、太田実、毛綱毅曠

 毛綱毅曠建築事務所、竹山実建築綜合研究所

■風景に働きかける建築

・開拓が生み出した建築と風景

 まちに建つ建築、田園に建つ建築、森林に建つ建築

・地形が生み出した建築と風景

 山岳・傾斜を意識した建築、平地・丘陵を意識した建築

 谷地・窪地を意識した建築、水域を意識した建築

・人の営みが生み出した建築と風景

 過去と未来の時間軸から読み解いた建築

著者:

出版社:日本建築家協会 北海道支部

サイズ:B5

ページ数:158

発行年:2022.10