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note。 花重リノベーション

セール価格 3,520円(税込)

マル・アーキテクチャによる改修プロジェクト「花重リノベーション」における、その時々で「note。」という形でまとめた彼らの思考の断片を、1冊の書籍の中に散在させたドキュメント。

解体前から工事中、完成に至るプロジェクトの変遷を追った写真、協働者や同時代を生きる建築家との対話を通して、批評を取り込み、自分たちの思考を多面的に浮かび上がらせることを試みている。マル・アーキテクチャが目指す「変化し続ける動的な建築」について、その可能性を彼らが模索する様子が描かれた一冊。

■目次

note。1/残るものと残らないもの

contribution。たいとう歴史都市研究会/花重の伝統的建造物調査から保存方針案の共有へ

description。マル・アーキテクチャ/保存再生した4棟と、新設したテラスについて

note。2/土壁に触れ、みな喋る

note。3/外に溶け、空に消える

dialogue。平田晃久/花重=自由な建築

dialogue。山田紗子+鈴木心/花重=統制された建築

note。4/誤差0.01mmの世界

dialogue。金田充弘+鈴木芳典/奇跡の60mm

note。5/人間の居場所としての表明

dialogue。藤森泰司+石橋亜紀/転機となった打ち合わせ

dialogue。大野暁彦/庭が死ぬか、生きるか

note。6/時間の糊代

note。7/古さをまとう

dialogue。平田晃久/響いていますか

dialogue。山田紗子+鈴木心/フレームという補助線

note。8/息の長い秩序

dialogue。藤森泰司+石橋亜紀/花、建築、家具、、、穴

dialogue。金田充弘+鈴木芳典/ボルトが出てきてギョッとする

note。9/建築の動的平衡

note。10/複雑なまま、曖昧なまま

dialogue。金田充弘+鈴木芳典/建築の整理整頓

dialogue。藤森泰司+石橋亜紀/建築との距離感

note。11/ざわざわ

dialogue。金田充弘+鈴木芳典/建築家と構造家

dialogue。大野暁彦/関係性を扱うこと

note。12/五線譜を引く

dialogue。山田紗子+鈴木心/律と、五線譜がない音楽

dialogue。大野暁彦/MARU。のアイデンティティ

note。13/マウスのツルツルとザラザラ

dialogue。山田紗子+鈴木心/名付けられる前の存在として

dialogue。藤森泰司+石橋亜紀/普通の先、道具の先

dialogue。平田晃久/今日の建築

note。14/前に出るか、後ろに回るか

epilogue。高野洋平+森田祥子/動き続ける建築

著者:高野洋平+森田洋子

出版社:マル・アーキテクチャ

サイズ:B5

ページ数:360

発行年:2024.07