ホーム Materials Form and Architecture

Materials Form and Architecture

セール価格 9,240円(税込)

テキスト英語

この1世紀の間は、空間や形を議論することによって建築は支配されていたが、今や建築における素材や、技術的な面への興味に変化している。豊富な絵が使われデザインされているこの本は、特定の現・近代の建築に焦点を当てることで、建築における素材の重要性を時折示しながら、その詳細も扱っている。

この本の著者であるRichard Westonは、主な建築の材料(木材、土、石、鉄、ガラスなど)の細かい文化的歴史から章を始めている。またそれら材料の考慮のされ方、働き、そして多様な建築物や文化に対する用いられ方は拡大しつつある。その最中彼は、建築家や理論家、批評家が素材と建築の形態や空間との間にある関係性をはっきり伝えている。

その他の特徴としては、主要な場所、時間、機能、終焉、意味などを含んで示している。つまり、増大し続けている現実・仮想社会のなかで、多くの建築家達が高められたリアリティーの意味を確かめるために、建築物に使用される材料の性質を強調して構成しているということ。さらに、素材の中にある現代・これから先の装置の範囲の広い面-強化繊維コンクリートや、改良型ガラスのような割と親しみのある素材の洗練から、新しい合成材料やその使用法まで-を言及している。素材で遊んでいる建築物において、これら変化した先見的なものは、ある印象深さにおいて、魅惑的な洞察が与えられている。その印象とは、素材が持っている形や扱いによって建築物が作られデザインされていることや、その機能はいかなるものか、そしてそれらが時を超えていかにして登場してきたか、というものである。

著者:Richard Weston

出版社:Yale University Press

サイズ:260×260

ページ数:240

発行年:2003.09