Archigram：The Book

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1960年代から1970年代にかけて、イギリスから世界に建築がつくる未来の可能性を発信し続けたグループ、アーキグラム。当時の技術や現実をはるかに超えたインフラストラクチャーや自律型住宅、メガストラクチャーによる都市の提案、環境時代の到来を予感させるポータブルシステムなど、時代を先取りしたそれらのプロジェクトは10冊の小冊子にまとめられました。

本書では、それら全10誌を含む14年以上にわたるアーキグラムの活動を包括的にとらえたモノグラフ。ピータ・クックやウォーレン・チョークらメンバーによる解説とレイナー・バンハムをはじめ批評家らによる寄稿も収録。メンバーの一人、デニス・クロンプトンによる編集で、設立から40年の歴史を刻んでいます。