The Buiding of Horyu-ji (英文版 法隆寺を支えた木)
600年代に創建し、711年には現在の伽藍が整った法隆寺は、1300年経った今もその美しい姿を伝えている。木は朽ちるものという概念を覆して、木の文化の普遍的な価値を確立し、法隆寺は世界最古の木造建築として世界遺産に登録された。
修復に携わった宮大工西岡常一が、法隆寺建立に使用された木について、鋭い洞察、深い知恵をもって語る。未来に語り伝えるべく木匠の珠玉の言葉に、小原二郎が科学的考察を加え、大伽藍を支えてきた木の秘密、すなわち、日本の木の文化の真髄を明らかにする。
著者:Tsunekazu Nishioka、Jiro Kohara
出版社:Japan Library
サイズ:A5
ページ数:222
発行年:2016.03
