Space Identity Company Ephemeral Architecture and Corporate Events

テキスト英語・スペイン語

企業の個性を生み出す必要性は、その企業の重要な役割を担っている。それは消費者が、必要な商品を見るためばかりでなく、ブランドネームを最も良く表現するものとして決定されるようになってきている。ある種の調和が消費者と、ブランドネームとの間に存在しなければならない。そして製品は、技術や機能的な個性を背景としたイメージを持つ、意思伝達できるような空間の中で定義されるべきである。過去において、主なねらいは告知だったにもかかわらず、現在では、そのコンセプトは消費者を一目で驚かせたり、納得させたり、魅惑するような遊び的なものに徐々に変化して、ブランドネームの価値を伝えている。この新たな状況が意味する事とは、プロジェクトが、ユーザーの親近感を獲得するための新しい手法を探さなければならないということである。結果として新しい出会いの場が生み出され、インスタレーションや、ステージの上のような表現、さらに映画館のような相互作用的な空間構成の基礎が考案されている。本書では、現在の有名なトレードマークを持つ、Canal+、Mercedes、Renault、Zanucci、Smart、Camper、Nike、Issey Miyake、Bang&Olufsenといった専門的名デザイナーや他の様々なアーティストによって実施されたプロジェクトを掲載しており、デザイナーの中には、Zaha Hadid、La Fula dels Baus、Robert Wilson、Tara、Droog Design、Konstantin Gocic、Mariscal、Ingo Maurer、Dani Freixes等が参加している。