Shelter II

テキスト英語

ロイド・カーンが「Shelter」の刊行の5年後の1978年に発行した第2弾。以前より土地の価格や建材・ビルディングコストが高騰した時代に改めて「Shelter」の精神を見直し、世界各国のセルフ・ビルドの住居から現在でも利用できる昔からの技術や、本当に必要なものだけにお金をかけるという人間の基本的なライフスタイルを見ていく。アフリカの泥造りの家や遊牧民の移動式住居ゲルやテント、アイルランドの石積の家やアメリカの農家の小屋などの伝統的なものから、都市における既存住宅のセルフ・リノベーションも取り上げている。また各地域により異なる気候ごとの工夫や、セルフ・ビルディングのための技術の各工程をイラストでわかりやすく解説。（本書は2010年発行の復刻版）