
篠原一男 3つの住宅/Kazuo Shinohara : 3 Houses
テキスト英語・日本語
篠原一男の代表作である〈白の家〉(1966)、〈上原通りの住宅〉(1976)、〈ハウス イン ヨコハマ〉(1984)を詳細に分析した作品集。
オリジナルの実施設計図書を基に、同一縮尺で新たに描き起こされた図面、これまで出版されたことのなかった篠原自筆のスケッチ、また作品が発表された当時の貴重な写真を収録。
篠原の同僚であったデイヴィッド・B. スチュワートのエッセイと奥山信一へのインタビューは、3つの住宅が篠原一男の作品全体の中でどのように位置づけられるのかを解き明かし、その独特の設計手法に新たな見識をもたらす。
西沢立衛による序文は、篠原一男が今なお大きな影響力を失っていない理由を読者に雄弁に語りかける。
■目次
・篠原一男について 西沢立衛
・比較手法 クリスチャン・デリ
アンドレア・グロリムンド
・白の家
・上原通りの住宅
・ハウス イン ヨコハマ
・変化の造形:3つの図像的な住宅
ディヴィッド・B. スチュワート
・第5の様式に向けて 奥山信一
・経歴 篠原一男
・著者
・謝辞
著者:Christian Dehli、Andrea Grolimund
出版社:Quart
サイズ:375×300
ページ数:212
発行年:2019.05