Torre David Informal Vertical Communities

テキスト英語

ベネズエラ、カラカスにある45階建て超高層ビル「Torre David」は1994年にベネズエラ経済が崩壊して以来未完成のまま放置され、2007年から2014年にかけて750世帯にもおよぶ人々によって非合法に占拠され「垂直のスラム」と呼ばれていた。本書はこのスラムを1年以上かけて調査したもの。イワン・バーンの写真を豊富に収録し、住民がタワーを占有している様子や、インフラ設備がないなかでどのように日常的なニーズを満たしているか、組織化されているかが記録されている。