Ettore Sottsass Architect and Designer

テキスト英語

エットーレ・ソットサスはミケーレ デ ルッキらとともに「メンフィス」を立ち上げ、モダンデザインの旗手として活躍。その後もデザイン・建築の分野で活躍している。本書は初めてソットサスの10年以上の作品を研究し、まとめたものである。彼のデザインへの哲学や、デザインと個性との密接な関係の信条、また人間性も描かれている。特に彼がメンフィスを去ってからの20年間の作品を通して、モダニズムとポストモダニズムとの彼の関係を再評価し、建築での試みや、素材の伝統的使用法から何を取り入れ、何を排除しているかなどを分析する。本書のために特別に行われたインタビューでは、アイディアの変化や長いキャリアで培ったものの影響について述べられている。