
Glass in Structures Elements Concepts Designs
テキスト英語
現代建築において、魅力的で洗練されたガラスの使用法の一つに、負荷を受ける構造材として使われることがある。Peter RiceとHugh Dutlonによって、表層にはめる構造的なガラスは開拓され、構造材としてのガラスは、今現在も、それと同じように建築に使用されている。ガラスの屋根、ファサード、内壁、床、梁、そして一つの実験としてガラスの柱が、本書の主な章を構成している。さらに、入門書的に、素材の特性や、安全性に関する問題も扱い、本書の最後の部分"Beyond Glass"では、ガラス構造を用いて建てた経験に基づき、建築への応用方法まで発展させている。著者のRobert Nijsseは、オランダの最も大きな技術者育成所の一つである、abtの一員である。彼には構造技術者としての数十年のキャリアがあり、多数の建築家とのプロジェクトの知識に基づいてこの本を作成している。その中には、OMAやMecanooなどオランダの建築家をはじめ、イギリス、イタリア、スイス、ハンガリー、ポルトガル、韓国など様々な国の建築家と、構造的にガラスを使用して、技術者と建築家共同作品としての建築を作り上げている。
著者:Robert Nijsse
出版社:Birkhauser
サイズ:290×230
ページ数:167
発行年:2003.08