
Roof Construction Manual
テキスト英語
1800を超える図面と220の写真を掲載したこの本は、張力屋根の構造における生きた参考図書なるものです。本文ではすべてに共通した屋根の形状で、広く基本的な情報を示し、その構造を実用的な詳細で提供しています。その内容は、屋根の要素、結合部の性質によって分類し、13種類の屋根と素材(藁、木材、スレート、タイル、コンクリート、繊維質セメント、瀝青、ガラス、金属膜、合成材料)との関係性で記載しています。換気のような重要な項目も詳細に記してあり、水蒸気や通風におけるシーリングや断熱材、水の排水方法や更には、改修、エネルギーの保存といった注目すべき点も網羅しています。この本全体を通して、その施行例が理論的な詳細で描かれています。11の古典建築と、最近5年以内に建設された27の建築物を合わせた38の例では、棟、際、庇、谷、縁、貫通個所のような重要な特徴には、特に注意をして示しています。標準仕様に加えて、荷重を支持している構造や、物理学的に屋根の構造に必要な、一般的な基準をまとめた図表は、すべての建築家と技術者に対して、必要不可欠な標準的な仕事のサポートとなるものです。
著者:
出版社:Birkhauser/DETAIL
サイズ:305×240
ページ数:448
発行年:2003.09