LONG ISLAND MODERNISM 1930-1980

テキスト英語

ニューヨーク近郊のロング・アイランドは近代建築と都市計画の実験場として代表的な地域の一つだった。現在では忘れ去られてしまった数々の著名建築家たちが手掛けた作品を本書ではロング・アイランド古美術保存協会の助力を受け、調査研究された。郊外住宅だけでなく、教会、大学、ショッピング・センターやオフィスビルなどの近代建築が建てられた。

そこには、フランク・ロイド・ライト、マルセル・ブロイヤー、リチャード・ノイトラ、ジョージ・ネルソン、フィリップ・ジョンソン、ポール・ルドルフ、リチャード・マイヤーなどが活躍した。本書はそうしたロング・アイランドのモダニズムを残されている作品を手がかりに全体像を解き明かそうとするものである。