FIVE ARCHITECTS

※ハードカバー版

テキスト英語

1960年代後半の世界的な建築の潮流であったブルータルなコンクリート建築の時代が終焉をむかえつつあったころ、アメリカ・ニューヨークをベースに活動していた5人の建築家、ピーター・アイゼンマン、マイケル・グレイブス、チャールズ・グワズミー、ジョン・ヘイダック、リチャード・マイヤーらはル・コルビュジエの1920～30年代の白い住宅をモチーフとした作品を多く手掛けていた（ホワイト派）。誌的かつ戦前の繊細な感情を想起させるそれらの作品群は新しい建築潮流として注目をあつめた。本書はMoMAの建築部門ディレクターであったドレクスラーや評論家コーリン・ロウが論考を寄せた作品集。5人の建築家の作品他、ケネス・フランプトン、フィリップ・ジョンソンらの文章を収録している。