Le Corbusier et le livre ル・コルビュジエと本

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「ル・コルビュジエと本」というテーマでスペインで開催されている展覧会カタログ。大変な本好きであったいうコルビュジエ。本書の前半では、コルビュジェの個人的な図書室の蔵書1615点のタイトルがリストアップされており、後半部は「エスプリ・ヌーヴォー」「建築へ」「ユルバニスム」「モデュロール」などを始めとするコルビュジェ自身の作品集、著作物をカラー図版とともに掲載したビブリオグラフィとなっている。蔵書は自身を含む建築関係の書物からポール・ヴァレリー、マルセル・プルースト、アンドレ・ジッドの著書や、アングルの画集、日本の城に関する書ほか、膨大なリストとなっていて、コルビュジェの個人的な興味やそのインスピレーションの源を知る手掛りとなる。また、ビブリオグラフィからはコルビュジェの装丁デザインへのこだわりもうかがえる。